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2015年11月28日土曜日

【嘱託殺人】妻を絞殺・控訴審判決!

2015年11月24日
東京高裁 622号法廷
第12刑事部
井上弘道 裁判長

被告人はおじいちゃん
検察 女1、弁護人 男1

 
   判  決

控 訴 棄 却  


(未決勾留日数40日算入)

控訴主旨は量刑不当(事実誤認)、
懲役2年6月は重すぎるというもの。

被告人は63歳の妻の嘱託を受けて殺害を決意。
自動車内で被害者が首に巻きつけたベルトを
絞めて頸部を圧迫した。

原判決では、被告人が経営する会社の運営が
相当厳しく、被害者は悩んでいたが、
被告は切迫していると認識していなかった。
被害者に強く本意を促すべきだったとした。

被告人は第3者に相談などもしておらず、
強く本意を促すこともなく、もがき苦しむ被害者
目の当たりにしながらも犯行を止めずに遂げた。
短絡的な犯行で、反省を深めていると言い難く
その刑事責任は重い。

【弁護人の主張】

① 当日と前日に本意を促した。
② これに及ぶしかなかった。
③ 反省の念を深めている。

【裁判所の判断】


①について
当日に「もうちょっと頑張っていこうよ」
「そんなこと止めようよ」と被害者に言っているが、
単に言葉をかけただけで、被害者を乗せて車を走行させた。

②について
解決する工作をしなかった。
自己破産など、方法はあったはず。
短絡的な犯行といえる。

③について
原審でも反省の弁を述べている。
当審でも毎日妻に &#@$(/? (書き取れず)。
長年連れ添った妻を #&%?@:! 
…反省を深めているとは言い難い。


犯行直後に自首していること、年齢、健康状態、
反省していることなど酌むべき事情を考慮しても、
刑を猶予するのに相当と判断できない。

考えて、色んな意味で
反省を深めていただきたいと
裁判所は希望します。

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