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2015年11月17日火曜日

【実母殺害】平田克己 被告人質問&判決

2015年11月12日
東京地裁 722号法廷
平成27年号(わ)第18号
刑事第3部
斎藤啓昭 裁判長


傷 害 致 死

どんな事件 (゜゜)?

今年1月13日、東京・江東区の住宅で、
76歳の女性が死んでいるのが見つかった事件で、
警視庁は、49歳の息子を逮捕した。
傷害の疑いで逮捕されたのは、江東区の無職・平田克己容疑者(49)。
12日、母親の平田小波(さなみ)さんの顔を殴るなどの
暴行を加えた疑いが持たれている。
平田容疑者は13日、「母親の体が冷たくなっていて息をしていない」と
自ら通報していて、その後、小波さんが台所で
死亡しているのが見つかった。
平田容疑者は、「朝から酒を飲んで酩酊(めいてい)状態になり、
母親を突き飛ばすなどしたことは間違いない」と容疑を認めていて、
警視庁は、小波さんの死亡との関連を調べている。


引用元:FNN ニュース 



この日は数分だけ傍聴してきました (ӦvӦ。)

検察   男3
弁護人  男1、女1

裁判員 男1、女5、補充 女1(女だらけっ!!!)


被 告 人 質 問

裁判官
お母さんは、うつ伏せで うーーー、うーー言っていて
大げさなことをしていると思ったと言っていましたが
脱糞、失禁までしているのに大げさだと???

「その時は酔ってたから、そういう判断しかできませんでした。
普通の人の考えかたができなかったです。
前日からの酒も残ってたんで…判断能力が
低かったんだと思います。」

裁判長
うめき声はふすまを開ける前から気づいていた?
「いいえ。」

これまでにお母さんに暴力を振るって、ここまで
床に倒れてうめいてるのを見たことは?
「ありません。」

下着を替えたり、毛布を掛けたときの気持ちは?
「台所が寒かったので、亡くなったと分かってたんですけど…
汚れた下着が可哀想だと思ったので。
あと、寒かったから、せめて毛布を掛けてあげようと。」

自分がやったことを見たくないとか、発見されたときに
印象を良くしようとした訳では?
「それはないです。」

検察
ふすまを開けた時はカッカしてた?
「その時は落ち着いていました。」

日用品の買い物は誰が?
「母です。歩いて10分位の近所のスーパーで。」

お母さんは食事を作ってた?
「亡くなる寸前は億劫になっていたので、店屋物か、
私がお惣菜を買いに行ったりです。
でも作ってくれる時もありました。」

掃除洗濯は?
「母です。」


2015年11月17日
東京地裁 722号法廷 15:00


      判 決

懲 役 7 年 6 月

   未決拘留日数180日算入


【認定した事実】

平成15年、アルコール依存症と診断され
通院や断酒会に参加。

平成20年から実家で被害者と2人で暮らし始める。

平成26年7月以降仕事がなく、被害者に金を無心して
毎日酒を飲んでいた。

同年1月11日の朝、酒を飲んでいたところ
被害者に弟と比べられ、「なんであんたはできないのか。
仕事に就いて。」 と言われたことに激昂。

76歳の被害者の腰部付近を足蹴りし骨折させ、
出血から体温が低下。
翌12日、低体温症により死亡させた。


【量刑の理由】

被告人は被害者の髪をつかんで引きずり、
腰部を踏みつけ、何度も足蹴りした。
その態様は危険で悪質。

長年生活を支えてきた被害者に対する犯行は
あまりにも痛ましく悲惨。

弟は被告と縁を切ると言っており、厳しい処分を望んでいる。

被害者は、被告に対して当然のことを指摘したもので
同情できる点はない。

弁護人は飲酒による酩酊状態でコントロールができなかったと
主張したが、〇〇医師は酩酊の影響は限定的と証言。

平成20年には、被害者を包丁で切り付け、執行猶予付きの
有罪判決を受けている。その後、妻と離婚。
何度も更生の機会があったのに、また犯行に及んだ。

子が親を殺した事案の中でも相当重い部類に入る。

反省していることを考慮して、主文で述べた刑が相当とした。


以 上




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